こんばんは、清原です。
見た目も痛みもきつい帯状疱疹、できればかかりたくないですよね。そんな方はワクチンがオススメです。
帯状疱疹ワクチンは2種類あり、いずれも適応は50歳以上からでした。2023年6月から、そのワクチンの1つである「シングリックス」は帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者に対しても追加承認されました!
・・・はて。リスクが高いって、どう判断するのかな。
そこで、ワクチンのメーカーの方にお聞きしました。
悪性腫瘍の方、膠原病などでステロイドを長期内服している方、糖尿病の方、腎不全の方などがそれにあたります。それぞれの疾患の程度(例えば癌のステージ、ステロイドの内服量や期間など)は決まっておらず、患者さんの希望と医師の判断によるそうです。また、帯状疱疹の既往歴がある方や、家族歴のある方(親やきょうだいが帯状疱疹にかかったことがある方)も含まれます。ご本人に帯状疱疹の既往歴がある場合、罹患後どのくらい期間を開ければワクチンを打っていいかは、日本では明確な基準はありませんが、海外の基準を参考にすると、1年以上、5年以内が推奨だそうです。
接種は、1~2か月開けて2回打ちます。インフルエンザワクチンは同時接種可。コロナワクチンは2週間開けてください。
そのほか、説明事項がありますので、接種を検討された方は一度受診してください。ご説明し、ご理解いただいた上でご予約をお取りします。よろしくお願いします。