こんにちは、清原です。

手足口病は、エンテロウイルス、もしくはコクサッキーウイルスが原因となる感染症です。主に5歳以下の乳幼児を中心に夏に流行し、風邪症状と手、足、口などに水疱が出ます。肘、膝に広がることもあります。水疱は、かさぶたにならずに治る場合が多く、1週間程度でなくなります。また、1〜2ヶ月後に手足の爪がはがれることがあります（また新しい爪が生えてきます）。

（画像はお借りしています）

5歳以下のお子さんがかかることが多いですが、大人にも感染することがあります。基本的には軽い症状なので対症療法で様子を見ますが、口の中に口内炎ができた場合は食事がしにくくなります。脱水をおこなさいように飲み物や食べやすい食べ物（プリン、ゼリー、おかゆ、うどんなど）を摂りましょう。

感染経路は接触感染（水疱の内容物や便）と飛沫感染（せき、くしゃみ）です。なお、手足口病は症状が落ち着いたあとも2～4週間は便からウイルスが排出され続けます。そのため、子どもに排便後の手洗いを徹底させましょう。また、乳幼児の場合であれば、おむつ等を適切に処理し、保護者の皆さんも手洗いを徹底することが大切です。

登校や登園を制限する法的な決まりはありませんので、熱などの症状が落ち着けば登校、登園できます。ただし、手洗いは徹底し、マスクの着用も行ってください。

夏が過ぎるまで、がんばりましょう✊