アトピー性皮膚炎の歴史

こんにちは、清原です。

高校野球が熱いですね。私は「島根県推し」なので、大社高校の活躍に心躍らせています。

さて、今日はアトピー性皮膚炎のお話です。

アトピー性皮膚炎は現代病で、昔はなかったと思われがちですよね。しかし実は、その歴史は古いです。

アトピー性皮膚炎について最初に記載したものとしては、帝政ローマ時代に「ローマ皇帝伝」の第2巻で初代皇帝アウグストゥスについて述べている箇所があり、その内容は「アウグストゥスは、毎年春の始めに鼻炎で悩まされ、いつも体中がかゆいためにいつも垢擦り器で烈しく擦っていたために皮膚が厚く堅くなっていた」と書かれています。

↑アウグストゥスです。

読むだけでかゆそうで辛そうですね。塗り薬があればこんなに悪化しなかっただろうなあと思います。

アトピー性皮膚炎の治療法は、ステロイド外用と保湿です。そして皮膚を清潔に保つこと、洗う時はこすらないこと、ダニやハウスダストなどの悪化因子をできるだけ除去すること、食事や睡眠をバランスよく摂ること、などがあります。最近ではステロイド以外の外用剤も増えてきて、治療の選択肢が広がってきています。お悩みの方はご相談くださいね。

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