床ずれの予防について。

こんにちは、清原です。

病院に勤務していたころは毎日のように診ていた床ずれ(褥瘡)も、開業医となった今は診る機会が減りました。褥瘡対策チームや病棟の看護師さんとともに、褥瘡予防と治療に努力していた日々が思い出されます。

褥瘡は一度できると治りにくいので、予防が大事です。

大切なのは、体位変換と栄養です。

長い時間同じところの圧迫を避けるため、定期的に体位変換を行います。基本的に2時間、同じ姿勢になるのを避けるようにします。体位変換の方法は、人によって違いますのでその人に合った方法で行います。体圧分散寝具も併用していただけるとなおよしです。

栄養は、低タンパク血症と貧血に特に注意が必要です。傷を治すには必要な栄養素だからです。経口摂取できる方は、栄養補助食品の併用もオススメです。また、痩せると骨が出っ張ることによって圧力が一点に集中しやすくなり、その部位が摩擦を受け褥瘡が生じやすくなります。骨が出っ張っている部位は、摩擦の予防のためのテープ(ポリウレタンフィルムドレッシング材)などを貼ることが勧められています

これって床ずれかな?と思ったら、早めに受診してくださいね。軽い症状でかまいません。予防が大事ですよ😊

京都丸太町/皮膚科・外科 早川医院

〒604-0002
京都府京都市中京区室町通竹屋町下ル鏡屋町28番地
〈地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車 徒歩3分〉
駐車場6台
tel.075-256-1752
fax.075-241-1640

診察時間
10:00~12:30 ×
18:00~19:30 × × × × ×

ネット予約はこちら

早川医院 〒604-0002 京都府京都市中京区室町通竹屋町下ル鏡屋町28番地

Copyright© 早川医院 All Rights Reserved.