オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸の違い。

こんにちは、清原です。

昨日、オメガ3系と6系の脂肪酸は正反対の働きをするとお話しましたが、今日はその働きについてです。

オメガ6系脂肪酸は白血球を活性化して病原菌などと戦う働き、つまり炎症を起こす作用がありますが、オメガ3系脂肪酸は逆に白血球の働きを抑制、炎症を抑えることがわかっています。

炎症は、体内に入ってきた異物に対しての防御であり、重要な役割を果たしています。ただし、オメガ6系が過剰になると白血球を暴走させ、さらには病原菌のような外敵ではなく、血管など自分の細胞も攻撃してしまっている可能性があるといいます。皮膚に関しては、アトピー性皮膚炎やにきびなどの炎症性疾患が治りにくくなる原因の1つと考えられます。

つまり、オメガ3とオメガ6が良いバランスを保つことが、健康には欠かせないのです。

昨日もお伝えしましたが、オメガ6系の割合を増やさないためには、中立的なオメガ9系(オリーブ油、米油、菜種油など)を加熱料理に使うことがおススメです。オメガ3系は熱に弱いので、ドレッシングなどがオススメです。魚油にも多く含まれているので、お刺身で食べるといいですよ。

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