体脂肪のたまりすぎは、なぜ悪いの?

こんにちは、清原です。

体脂肪のたまりすぎは体に悪いと言われてますよね。特に内臓脂肪が。

なぜ悪いのか。

一言で言うと「慣れてない」から。

人類は700万年前に誕生したと言われており、誕生以来ずーっと飢餓の状態でした。

そのため、長い年月をかけて体が飢餓に耐えられるようになり、余った栄養素は脂肪として蓄えられるようになりました。

その脂肪は無限にたまります。

なぜか?

「たまりすぎ」の心配がなかったからです。

そして高度経済成長期の1950年代から、飽食の時代になったと言われています。

まだ、たった70年。

飽食に耐えられるような体にはなっていないのです。

そのため体は悲鳴をあげ、さまざまな病気(生活習慣病)を引き起こします。

例えば、血糖値を上げるホルモンは、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなど複数ありますが、

下げるホルモンはインスリンしかありません。

飢餓の時代は、血糖値が上がりすぎる心配がほとんどなかったからです。

そのため、暴飲暴食を繰り返すと、インスリンの分泌が追い付かなくなり、やがてインスリンの働きも弱まると言われています。

当院では、3日間ファスティングのほかに、1日や16時間なども取り入れています。

いきなり3日間ではなく、ゆるっと始めることも可能です。

もし高血糖や高血圧、高脂血症でお悩みなら、かかりつけ医に許可を取ってから取り組みたいので、

まずはカウンセリングのみを受けていただき、かかりつけ医と相談してくださいね。

ファスティング中は血糖値や血圧が下がりやすいので、かかりつけ医に知っていただく必要があります。

許可が得られたら、ぜひ一緒にファスティングに取り組みましょう!

京都丸太町/皮膚科・外科 早川医院

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