こんにちは、清原です。
甘いものが無いと落ち着かない、イライラすると甘いものを食べたくなる、そんな人は糖中毒(砂糖依存症)かもしれません。血糖値スパイク(前々回のブログでお話したのでご参照ください^^)につながりますし、肥満にもつながるので、ぜひ糖中毒を脱していただきたいです。
そして、糖中毒はうつにもつながると言われています。
原因として、ビタミンB1不足が挙げられます。ビタミンB1は糖の代謝に必要なので、砂糖を摂り過ぎるとビタミンB1が不足がおこり、脳に十分なエネルギーを供給できなくなります。ビタミンB1は脳の中枢神経の機能を正常に保つ働きがあるため、精神の安定に効果があります。ビタミンB1が不足することによって、感情が不安定になったり、すぐにイライラしたりといった症状が起きるとされています。
チョコやお菓子など「1個だけにしようと思ったけどもう1個」とつい手が伸びてしまうことはありませんか?それが砂糖依存です。甘いものを食べると脳は一時的に快感を覚えます。ドーパミンの分泌が増え、快感を求めて更に食べたくなってしまうのです。
では、どうすれば糖中毒から抜け出せるのでしょうか?
糖中毒の人が砂糖を摂取するのをやめると、イライラする、気分が落ち込む、だるくなるなどの禁断症状が出るようです。そんなときは、つい甘いものを食べたくなってしまうようですが、このような状態が続くのは、せいぜい数日間。禁断症状の状態を抜けると、かえって元気になります。(※受験直前や当日には禁断症状にならないようにお気を付けください。終わってからで大丈夫です。人生先はまだまだ長いです。)
この症状、まさに私がそうでした。
仕事と家事に追われ、つい甘いものに手が伸びていました。そして体脂肪率が34%まで増えました。疲れやすくて、仕事から帰ると甘いものを食べて横になってから家事をしていました。また、体重を減らしても筋肉だけが落ちて体脂肪は落ちず、諦めていました。今はその状態から抜け出し、体脂肪率は現在26%。体は軽くなり、疲れにくくなり、甘いものはあまり欲しなくなりました。
私はファスティングでこの体調を手に入れましたが、学生さんの中にはファスティングができない年齢の方(15歳以下)もおられます。そんな方は、お菓子を近くに置かないことから始めてください。糖分はエネルギー源ですので、食事からはしっかり摂りましょう。甘いものを減らすためには3食しっかり食べることも大切です。
受験生のみなさん、頑張ってください!