こんにちは、清原です。
大河ドラマ「どうする家康」の、石田三成役の中村七之助さんが素晴らしかったので、この本を読みました。
石田三成は石高19万石の、決して大物ではない大名なのに、なんで家康のような250万石の大大名との大戦の首謀者になれたのか、ずっと不思議でした。格が違いすぎるのに、なんで「天下分け目の戦い」ができたのか。
そんな気持ちもあり、敗者側に立ったこの本を読んでみました。
西軍の総大将は大大名の毛利輝元だったようです(出陣しませんでしたが)。そして三成は、幾重にも入念に準備をして絶対に勝つつもりでこの戦に挑んでいたことは分かりました。読んでいくうちに西軍に勝ってほしい気持ちになり、裏切りが重なると切なくなりました。どちらが勝っても、薄氷の勝利だったようです。
関ケ原に行ってみたくなりました。