2021年1月2日、突然の呼吸困難で父は緊急入院となりました。
診断名は、間質性肺炎の急性増悪。
精査により、深刻な状態だとわかりました。
父は全てを察したように落ち着いていて、かなり早い段階で、母に亡くなった後のことを書き遺していたようです。
父はもともと、「つらい」も「苦しい」も「疲れた」も言わない人でした。
そんな父にラインで「具合はどう?」と聞くと「しんどいです」と返ってきました。
その時は、よほどしんどいんだなとしか思わなかったのですが、
今となっては私に「覚悟をしておくように」と、伝えたかったのかなと思います。
厳しい状況だと分かっていても、私たち家族は奇跡を信じ、祈り、待ちました。
もしかしたら劇的に薬が効いて元気になるかもしれない。
もしかしたら・・・もしかしたら・・・。
そう願っていましたが、
やがてラインの返事が来なくなり、
既読もつかなくなり、
2021年1月15日、天国へと旅立ちました。81歳でした。
父らしい、カッコいい最期でした。
父亡き後、本当にたくさんの方たちに支えていただきました。
この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
おかげで私たち家族は、前を向いて歩くことができています。
特に母は、本当によく頑張っていると思います。
両親が大切に守ってきた早川医院を、これからは私がやっていく番となりました。
今はそれに向けて準備しているところです。
頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。