こんにちは、清原です。
今日は久しぶりにオートファジーのお話。
2016年に大隅良典教授がノーベル生理学・医学賞を受賞されたので、名前くらいはご存知の方もいらっしゃると思います。
日本語では自食作用と呼ばれています。
要するに細胞の中にある、不要な物質を自ら分解する機能のことです。細胞を一度壊して新しく造るのではなく、一部手直しなので「細胞のリフォーム」と考えてくださったらいいと思います。不要な物質とは、細胞の中の破損した小器官や、細胞内に入り込んだウイルスなどのこととなります。
近年、オートファジーが発がん、神経変性疾患、2型糖尿病等の生活習慣病、心不全、腎症、感染症、各種の炎症など、さまざまな重要疾患の発症を抑止していること、また発生・分化、老化、免疫などにおいて重要な生理機能を持つことが明らかになり、オートファジー研究は現在大きな注目を集めています。
そしてオートファジーはダイエットの観点でも着目されています。これは、私が勉強し実践しているファスティングにもつながりがあります。
オートファジーダイエットにつきましては長くなりそうなので、
続く・・・。