こんにちは、清原です。
祇園祭の鉾建てが、今日から始まりました!
祇園祭は京都の中心部の市街地で行われますが、早川医院からは徒歩10分くらいのところになります。毎年楽しみにしています。
祇園祭の歴史は古く、清和天皇の貞観11(869)年までさかのぼります。そのころ京では疫病が流行し、庶民の間に病人、死人が多数出ました。 そこで66本の矛を立て、洛中の男児が祇園社の神輿を神泉苑におくり、悪疫を封じ込む御霊会をおこなったのがはじまりであると伝えられています。
清和天皇の時代は京都には地震が多かったそうです。京都の群発地震だけでなく富士山噴火、その後大干ばつが起こり、飢饉が蔓延。鳥海山、阿蘇山の噴火、そして貞観地震津波・・・。
歴史を学んでから祇園祭を見ると、過去の災害のこと、そしてこれから起こりうる災害に向き合わないといけないなと思うようになりました。清和天皇もそれを願っていたんんだろうなと思います。