2024年8月18日
アトピー性皮膚炎の歴史

こんにちは、清原です。

高校野球が熱いですね。私は「島根県推し」なので、大社高校の活躍に心躍らせています。

さて、今日はアトピー性皮膚炎のお話です。

アトピー性皮膚炎は現代病で、昔はなかったと思われがちですよね。しかし実は、その歴史は古いです。

アトピー性皮膚炎について最初に記載したものとしては、帝政ローマ時代に「ローマ皇帝伝」の第2巻で初代皇帝アウグストゥスについて述べている箇所があり、その内容は「アウグストゥスは、毎年春の始めに鼻炎で悩まされ、いつも体中がかゆいためにいつも垢擦り器で烈しく擦っていたために皮膚が厚く堅くなっていた」と書かれています。

↑アウグストゥスです。

読むだけでかゆそうで辛そうですね。塗り薬があればこんなに悪化しなかっただろうなあと思います。

アトピー性皮膚炎の治療法は、ステロイド外用と保湿です。そして皮膚を清潔に保つこと、洗う時はこすらないこと、ダニやハウスダストなどの悪化因子をできるだけ除去すること、食事や睡眠をバランスよく摂ること、などがあります。最近ではステロイド以外の外用剤も増えてきて、治療の選択肢が広がってきています。お悩みの方はご相談くださいね。

2024年8月17日
尋常性疣贅治療に、スピール膏とヨクイニン。

こんにちは、清原です。

当院の尋常性疣贅の治療は、スピール膏処置を根気よく続け、どうしても取れない時にはCO2レーザーで切除しています。

最近当院では、4か月前から手と足に2~3か所ずつできた1~2ミリくらいの尋常性疣贅を、スピール膏で治療中のお子さんがいます。がんばって貼り換えておられますが、なかなか治らずに増えてきたので、ヨクイニン内服を併用することにしました。

ヨクイニンを始めて約2週間たちますが、ぐんぐん治ってきました!小さいのがあと1個です。

漢方薬って、ゆっくりじっくり効くイメージですよね。効果判定をするのは2~4か月後と言われています。でも漢方薬が体質に合う人もいて、そういう方は効果が表れるのが速いです。そのお子さんも合っていたようです。嬉しい♪

痛くない治療で根気よく治療したい方は、ぜひご相談くださいね。

2024年8月15日
夏の肌荒れに、L-システインとビタミンを。

こんにちは、清原です。

お盆休みは今日で終わりまして、明日から診療再開です。まだまだ暑さが厳しいですが、元気に乗り切りたいですね。

この夏、強い紫外線と強いエアコンで、体とお肌がお疲れの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

強い紫外線のダメージで新陳代謝が低下してくすんだり、メラニンが作られてシミになったり、そしてエアコンで乾燥したりで、お肌も強いストレスを感じています。

保湿ケア、日焼け止めなども大切ですが、体の中からも対策したいですね。

そして内側からのケアとして、タンパク質とビタミンの接種がオススメです。食事だけでは不足しがちなので、サプリメントなども活用しましょう♪

当院では、美容内服セット(ビタミンB2・B6合剤、ビタミンC、Lーシステイン)をご用意しています。

Lーシステインはアミノ酸の1種(タンパク質の最少単位)で、「ターンオーバーを正常化」「体の代謝をサポート」「抗酸化作用」の3つのはたらきにより、体の内側からシミ・肌荒れなどの肌トラブルを改善してくれます。体の疲れ、だるさにも効果があります。

ビタミン類は、食事で摂りこんだ栄養素の代謝に欠かせない成分です。どちらもとても大切です。

当院でご相談くださいね。

2024年8月14日
帰省先から帰宅しました。

こんにちは、清原です。

お盆休みは夫の自宅へ帰省していましたが、先ほど箕面の我が家へ帰宅いたしました。あまりの暑さに、自宅では何かがバグってないか、溶けてないかなどと心配していましたが(根拠はありません、妄想です<(_ _)>)無事でした。よかったー。

帰省先は水戸ですが、久しぶりに偕楽園に行き、癒されてきました♪朝早く行ったので、あまり混んでいなくてよかったです。偕楽園は日本三大名園の1つで、江戸時代天保13年(1842年)7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により、領民の休養の場所として開園されました。

偕楽園は梅で有名ですが、今の時期は緑が青々としていてきれいでした✨

庭園から見た好文亭です。斉昭公は好文亭で、文人墨客や家臣・領民を招き、養老の会や詩歌の会を催したそうです。水戸は自然豊かで海の幸も山の幸もおいしく、文化的な面もあり、とてもいいところです^^。

さて、当院の診療は、明後日16日から再開いたします。元気にみなさまにお目にかかれますよう、今日と明日はゆっくりしますね。

2024年8月10日
明日から15日までお盆休みをいただきます<(_ _)>

こんにちは、清原です。

暦の上では秋ですが、まだまだ暑いですね。でも少し日が短くなってきて、季節の移ろいを感じます。

さて、当院のお盆前の診療は今日までで、次回は16日に再開いたします。

九州と関東で地震が起こり、気ぜわしい世の中ですが、このまま何事も起こらずにお盆明けを迎えられるよう祈っています。

2024年8月7日
毛穴の開きに、フォトフェイシャル。

こんばんは、清原です。

今日は立秋ですね。暦の上では今日が暑さのピークで、翌日からは秋の始まりだそうです。本当に暑さのピークが過ぎてくれることを渇望します(渇望とは、のどがかわいて水を欲するように,しきりに望むという意味です。今の時期にぴったりなので使ってみました^^)。

今回は毛穴の開きのお話です。

毛穴の開きは、乾燥による過剰な皮脂の分泌、紫外線、ストレスなので生じると言われています。一度開くと改善させるのは困難です。

オススメの施術は、フォトフェイシャルです。

肌内部の真皮層を刺激、活性化し、コラーゲンの生成を促すことにより、毛穴の開きを徐々に改善してくれます。フォトフェイシャルはシミ、くすみ、赤ら顔、小じわ、ハリの低下、ニキビなど様々な肌トラブルに効果があると言われていますので、お顔全体のお悩みに効果が期待できます。

また、ダウンタイムがほとんどないのも魅力の一つです。施術時間も15〜20分程度で、終わったらすぐにメイクもできます。

そして、光治療を定期的に受け続けることで、肌が衰えることを防ぐ効果が期待できるといわれています。年齢を重ねるとともに毛穴トラブルは深刻になりがちなので、若いうちから治療を始めておくことで、たるみ毛穴の予防につながる可能性もあります。

ただし、フォトフェイシャルの一回の効果は緩やで、複数回受けることが推奨されている治療です。1−2回で効果が実感できなくても続けてみることで徐々に効果を実感できます。

当院ではノーリスを使用しています。

ノーリスは、色素性疾患(シミ)と血管病変(赤ら顔)に対し、フォトフェイシャルとして国内で初めて2つの薬事承認を取得しており、効果と安全性が担保されている機器です。

施術後は紫外線をカットしていただく必要があり、当院で日焼け止めを塗布して帰宅していただきます(無料でご使用いただけます)。

ご相談くださいね。

2024年8月6日
家の新築工事と医院リフォーム工事が少しずつ進んでいます。

こんにちは、清原です。

現在医院継承に向けて、医院の敷地内に家を建て、医院をリフォームしております。この暑い中、工事をしてくださるみなさんの健康状態が心配ですが、早く新しい家に住みたい気持ちもあり、楽しみに待ってるところです。

医院のリフォームが完了するまで、騒音などでご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解のほどお願い申し上げます。

工事の無い日に中を見たらきれいに片づけられ、食事などのゴミは残ってなくて、安心しています。実はかなり前に別の家のリフォームを頼んだ工務店は、工事の終わった後の時間帯に行ったらお菓子の袋や空き缶、ペットボトルが残っていました。引っ越し当日にGが出ました・・・。

現在、家の新築を優先し、同時進行で医院リフォームを始めているところなので、医院が新しくなるのはまだ少し先ですが、経過はお知らせしていきますね。しばらくお待ちください。

2024年8月3日
紫外線の強い日はヘルペスに気を付けて。

おはようございます、清原です。

毎日暑いですね。最近はあせもの患者さんが増えています。この時期は感染症(とびひ、水虫など)の発症、悪化にも注意が必要です。

そして、紫外線の強い日中での外出は、単純ヘルペスにも気を付けてください。

唇やその周辺、ときには陰部などに、痛みを伴う紅斑(赤み)小水疱が生じる単純ヘルペス。単純ヘルペスは一度かかると体から完全に排除することは難しく、体に潜んでしまいます。なので一度きりではなく、何度も繰り返す皮膚病です。1年に何度も繰り返す方もいらっしゃいます。

強い紫外線を浴びることで皮膚の免疫力が低下し、普段は活動が抑制されているヘルペスウイルスが活性化して発症しやすくなります。また、体の免疫力が低下することでも再発します。夏かぜや夏バテなど、体の免疫力が落ちやすい夏は再発に注意が必要です。

紫外線のブロックは、日傘、帽子、日焼け止め(口唇に使えるタイプもあります)などで行ってください。特に繰り返しやすい方はしっかりと行いましょう。そしてかかってしまったら安静と、早めの治療をお願いいたします。

2024年8月1日
土用干しを始めました。

こんにちは、清原です。

3日間晴天が続く予報の日に土用干しを始めるんですが、ここ最近の天気だと、いつでも始められる状態です。本当に暑いです。

昨日から土用干しを始めました。

これは今日の写真です。このかごが4つあります。

9年前に植えた庭の2本の梅の木(南光と小梅)が少しずつ成長し、たくさん実を付けてくれるようになりました。あまり期待せず、ゆっくりのんびり成長を見守っていましたが、こうやって育ってくれて、たくさん実を付けてくれると嬉しいです♪

市販の漬物が添加物が多いので、手作りするか、あるいはしっかり表示を見てできるだけ昔ながらの製法にこだわっている品がいいと思います。

2024年7月30日
甘いものが食べたくなったら。

こんにちは、清原です。

医院継承の準備、リフォームの打ち合わせ、ここ最近の猛暑で焦げそうだったり溶けそうだったりして、ブログ更新が滞っております。よれよれですー。

そんな時は甘いものが食べたくなりますよね。でも、甘いお菓子などをガッツリ食べると体がだるくなることがありませんか?

それは、糖分をとりすぎると、急上昇した血糖値を下げようとしてインスリン」が大量に分泌され、このインスリンの作用によって血糖値が急降下すると、低血糖状態になります。それにより、疲れ・だるさ・眠気などの症状があらわれます。

もし、糖分をたくさん摂ってしまったら、糖代謝に必要なビタミンB1を摂るのがおすすめです。ビタミンB1は、豚肉や未精製の穀類、豆類などに多く含まれています。サプリメントでも大丈夫です。当院でも処方しています(自費になります)。

そして、甘いものを食べたくなったらお菓子よりも、果物がオススメです。果物はビタミンやミネラルや食物繊維を含んでいますし、果物に含まれる果糖は、ブドウ糖(お菓子に含まれます)よりも腸管での吸収速度が遅く、ブドウ糖よりも速く代謝されるため、血糖の上昇は緩やかなんです。

私も果物を買い置きして、ちょこちょこ食べてます^^。しかしいつまでこの暑さなのかなー・・・みなさまご自愛ください。

京都丸太町/皮膚科・外科 早川医院

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