2023年7月22日
梅雨明け、そして浄妙山。

こんにちは、清原です。

梅雨明けしましたね。これから猛暑の日々が続きます。水分(カフェインはノーカウントです)、塩分、栄養を摂って猛暑を乗り越えましょう。

そして昨日は祇園祭に行ってきました。

いつもは仕事が終わったらさくっと箕面に帰るのですが、昨日はひとつだけと決めて浄妙山へ。

『平家物語』の「橋合戦」と浄妙山

 浄妙山の意匠は、『平家物語』の一節「橋合戦」に取材した勇壮なものです。源平合戦の時代、後白河法皇の第三皇子以仁王(もちひとおう:1151-80)による平家追討の令旨を受けて立ち上がった源頼政(みなもとのよりまさ:1104-80)が、宇治平等院に立て籠もり平家の大軍を迎え撃つなかで行われたのが宇治橋をめぐる攻防戦です。橋の両岸から矢の射掛け合いがなされる中、源氏方から三井寺の浄妙坊(じょうみょうぼう)が進み出て、2万8千の平家軍を相手に宇治橋をはさんで奮戦します。しかし多勢に無勢、矢も尽き太刀も折れ、腰刀だけとなっても戦い続けているところに、同じ源氏方の一来法師(いちらいほうし)が加勢に来ます。一来法師は「悪(あ)しゅう候(そうろう)」と言うと浄妙坊の頭上を飛び越えて平家軍に躍り掛かるのです。
 浄妙山の御神体人形は浄妙坊と一来法師で、何本もの矢が突き立った橋の上で戦う浄妙坊と、その頭に手をかけて飛び越えんとする一来法師の様子が、迫力ある姿であらわされています。浄妙山は『平家物語』の一来法師の名台詞をとって「悪しゅう候山」とも呼ばれました。

↑京都文化博物館のサイトより抜粋しました。山鉾にはひとつひとつに物語があります。

室町六角西入るのマンションの1階に飾られているご神体を見てきましたよ。素敵ですね✨

今は2体のご神体が並んで置かれていますが、巡行の際はこうなります。

頭の上を飛び越えるなんて躍動的ですね。

ちなみに私は子供の頃、飛んでる方が浄妙坊だと思っていました( ̄m ̄〃)。下が浄妙坊なのね・・・。

今年はくじ一番で、24日の巡行は3番目となります。きっと早川医院ヒマやろな~私も見に行きたいな~。

2023年7月20日
昨日の私の虫刺され その後。

こんにちは、清原です。

昨日の午前11時過ぎに左下腿を謎の虫に刺され、デルモベートクリームを塗ってずっと保冷剤を変えながら冷やし続けた結果・・・

赤みと腫れは引きました。昨日は刺し口を触ったら痛みがありましたが、もう痛くありません。かゆみも出てません。しこりも触れないし、大丈夫そうです。やれやれです。

しかし焦るものですね。薬があったし、今まで症例をたくさん見てて経過は予想できるのに焦りました。てことは、患者さんはきっとすごく不安になるんですね。気持ちが分かりました。

いやでも何てゆう虫かなあ。黒くて細くて、蜂のような丸みを帯びてない虫でした。

2023年7月19日
刺されました・・・💦

こんにちは、清原です。

買い物に行って、家に入ろうとしたとき、左下腿にちくっとした痛みを感じ、振り向くと、黒い細い虫が飛んでいきました。

痛みは消えず、これはマズイと思って肉も魚も卵も片づけるのを後回しにして、治療優先。

膝の裏が赤くなってる。ここを刺されたのかな。

デルモベートクリームを塗って、保冷剤を当てて冷やしています。早くひきますように。今日は家でゆっくり過ごします。

2023年7月17日
3連休最終日。

こんにちは、清原です。

京都では祇園祭の先祭の巡行が終わり、後祭の鉾立が来週から始まりますね。後祭って個性的な山鉾が多くて、楽しみです。

しかしこの暑さ・・・熱中症の危険がかなり高いです。

昔勤務してた京都市内の病院で患者さんとして警察官の方が来られていたのですが、祇園祭の宵山では深夜まで祇園祭の警備の仕事があるとおっしゃってたのを思い出しました。いろんな方の支えがあってイベントはできるんですね、ありがたいです。

さて私は3連休は遠出などはせずのんびり過ごしました。

リキッドソープを手作りしたり↓

↑これはリキッドソープ素地です。これを水で溶かしてリキッドソープにします。

ミシンで巾着作ったり↓しました。

作ること好きなんです。簡単なものしか作りませんが。

梅雨が明けたら土用干しをしないと・・・カンカン照りですがまだ明けてないですよね?

2023年7月13日
アトピー性皮膚炎のプロアクティブ療法について。

こんにちは、清原です。

アトピー性皮膚炎の治療法として、「プロアクティブ療法」があります。

プロアクティブ療法は、症状がおさまった後も頻度を減らしながらステロイド外用薬を塗り続け、症状の出ていない状態をできるだけ長く保つ治療方法です。皮膚炎がよくなってもステロイド外用をやめたらすぐに症状を繰り返す場合には、プロアクティブ療法を行うことをおすすめします。

もちろんすべての人に、プロアクティブ療法をオススメするわけではありません。症状が軽く、症状が出たら薬を塗り、症状が引いたら塗るのをやめるという従来の方法(リアクティブ療法といいます)でうまくいく方は、プロアクティブ療法を行う必要はありません。

ただ、塗り薬を塗ったら良くなるけど、やめたらすぐ再燃するという体験をお持ちの方もいらっしゃると思います。このような方は、「よくなった」と感じた時点でも、皮膚の奥ではまだ炎症がくすぶっていることが多く、その場合はステロイドをピタッとやめてしまうと、症状がぶりかえしてしまします。

アトピー性皮膚炎の治療の最終目標は“症状がないか、あっても軽微で、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態に到達し、それを維持すること”です。(日本皮膚科学会『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018』より)。

つまり、肌が弱いという体質とうまく付き合い、コントロールしていくことが目標となります。

どの外用薬を、どこに、どのくらいの頻度で外用するかの判断は、自己判断では困難なので、必ず皮膚科でのご相談をお願いします。

そして、治療は外用薬だけでなく、スキンケアで皮膚を清潔に保つこと、ダニやほこりなどの悪化因子などを除くこをも同時に行いましょう♪

すべてのアトピー性皮膚炎の患者さんが、症状が無い状態を保つことができますように。

2023年7月10日
鉾建て!

こんにちは、清原です。

祇園祭の鉾建てが、今日から始まりました!

祇園祭は京都の中心部の市街地で行われますが、早川医院からは徒歩10分くらいのところになります。毎年楽しみにしています。

祇園祭の歴史は古く、清和天皇の貞観11(869)年までさかのぼります。そのころ京では疫病が流行し、庶民の間に病人、死人が多数出ました。 そこで66本の矛を立て、洛中の男児が祇園社の神輿を神泉苑におくり、悪疫を封じ込む御霊会をおこなったのがはじまりであると伝えられています。

清和天皇の時代は京都には地震が多かったそうです。京都の群発地震だけでなく富士山噴火、その後大干ばつが起こり、飢饉が蔓延。鳥海山、阿蘇山の噴火、そして貞観地震津波・・・。

歴史を学んでから祇園祭を見ると、過去の災害のこと、そしてこれから起こりうる災害に向き合わないといけないなと思うようになりました。清和天皇もそれを願っていたんんだろうなと思います。

2023年7月7日
含硫アミノ酸とは?

こんにちは、清原です。

前回のつづきです。

含硫アミノ酸とは、「アミノ酸の構造に硫黄を有するもの」です。

学生の頃、理科の時間に構造式って習いましたよね。あの構造式に硫黄原子「S」を含むものということです。

(画像はお借りしています)

硫黄はミネラルの1種です。

ミネラルのうち、生命維持に欠くことができないものを必須ミネラルと呼びます。必須ミネラル(※)は16種類あり、その中に硫黄も含まれています。(※必須ミネラル・・・ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・硫黄・塩素鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・モリブデン・コバルト・クロム)

硫黄は含硫アミノ酸の構成要素として髪、爪、皮膚といったケラチンたんぱく質の生成に関与しています。また、ビタミンB1やパントテン酸と結合し補酵素として糖質や脂質の代謝にも関わっています。

つまり、含硫アミノ酸は髪、爪、肌(角質)を形成するにあたりとても重要な存在です。肌や髪、爪にお悩みの方は、含硫アミノ酸を含むヘンププロテインはとってもおすすめです。私は髪の毛がからみやすくて悩んでましたが、昨年秋から飲み続けて、今はからみにくくなりました。よかったら試してみたくださいね。

2023年7月6日
熱中症予防に摂ってほしいもの②。

こんにちは、清原です。

熱中症予防に摂ってほしいものの続きです。今回は、じゃーん、タンパク質です!

ん?タンパク質って、熱中症予防に重要なの?って思いますよね。

血液の中に存在するタンパク質のほとんどがアルブミン(タンパク質の最少単位)です。アルブミンは、スポンジのように水分をため込み、栄養素や水分を全身に運ぶ役割を持ちます。血液中のアルブミンが不足すると、血液中の水分も少ない状態になり、熱中症になりやすい状態になります。アルブミンがないと血管内に水分がとどまることができないため、血管から水分が漏れ出て血管と細胞の間に溜まり、むくみやすくもなります。

つまりタンパク質不足(低アルブミン血症)になると、水分を保持する力が弱く、体が水分不足の状態になります。水を飲んでも水分を保持する力が弱いので、熱中症になりやすいということなんです。

私は採血データでは低アルブミン血症ではありませんし、きちんと3食、食べていますが、タンパク質が足りません。今はアミノ酸のサプリメント(アミノマキア)を摂ったり、プロテイン(オーガニックヘンププロテイン)を摂ったりしているので、だいぶむくみにくく、疲れにくくなりました。

私はファスティングのお供として使うだけでなく、普段から愛飲しています。

アミノマキアは良質のアミノ酸のかたまりで、栄養素が効率良く吸収できるように、低分子化されています。ファスティングにおけるデトックス時の肝臓・腎臓などへの負担も和らげることができます。

オーガニックヘンププロテインは純植物性の良質なタンパク質を全成分の50%含み、BCAA(必須アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンのこと。運動時に筋肉でエネルギー源となります)や含硫アミノ酸(メチオニン、システインのこと)が豊富に含まれています。食物繊維や必須脂肪酸のオメガ3や、マグネシウム、亜鉛、銅、鉄などのミネラルも補うことができます。

本当におすすめなのでぜひみなさん摂ってください!元気に健康に、暑さを乗り切りましょう。

アミノマキアは90包9072円 オーガニックヘンププロテインは450g3591円です。

そして先ほど出てきました「含硫アミノ酸」につきましては、長くなりそうなので次回に。。

2023年7月5日
当院でご利用可能なキャッシュレス決済につきまして。

5月8日に、クレジットカード決済がご利用可能になりましたとお伝えしましたが、その後、QRコード決済もご利用いただけるようになりました。ご利用いただけるのは以下のイラストのとおりです。ただしd払いは保険診療のみの適応となります。よろしくお願いいたします。

2023年7月5日
熱中症予防に摂ってほしいもの。

こんにちは、清原です。

熱中症予防にしっかり水分と塩分を摂っていたのに熱中症になってしまった方は、少なからずいらっしゃると思います。熱中症は全身の細胞がダメージを受けるので命にかかわることもありますし、本当に危険なんですよね。

こまめな水分、塩分補給はもちろん重要ですが、それだけでなく、3食きちんと食べることも大切です!摂るべき栄養素は

【カリウム】

汗で失われる成分は塩分(ナトリウム)、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などがあります。中でもカリウムは失われる量が多くなります。カリウムが含まれる食品としてはいも類(じゃがいも、里芋など)豆類(アーモンド、落花生、大豆)果物(アボカド、バナナ、メロン、キウイ)野菜(ほうれん草、小松菜、かぼちゃ、ブロッコリー、カリフラワー)魚(まだい、かつお、さけ)肉(豚ひれ、皮無しの鶏むねなど、脂肪分の少ないもの)があります。

【ビタミンB1】

ビタミンB1 は糖質の代謝に必要な栄養素です。不足すると疲れやすくなったり、だるくなったりするなどの症状を起こす原因になるといわれています。甘いお菓子などの糖質を摂りすぎないようにすることと、ビタミンB1を多く含む食品を摂ることがおすすめです。豚肉、うなぎ、蕎麦、玄米、ごま、ピーナツなどです。

【ビタミンC】

ビタミンCが不足すると疲れやすくなったり、体のだるさを感じたり、食欲低下の原因となるといわれています。熱で壊れやすいので、野菜(ピーマン、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草)や果物(レモン、柿、いちご、グレープフルーツ)を、できるだけ生で食べるのがオススメです。

【クエン酸】

クエン酸は腸においてナトリウム、カリウムなどのミネラルの吸収を促す作用がある成分です。ミネラルとクエン酸を合わせて摂ると、熱中症対策に役立ちます。クエン酸は、柑橘系に含まれる酸味です。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系のほかにも、梅干しや大豆やお酢などにも含まれています。

こうしてみると、身近な食品ばかりですね。甘いものは控えつつしっかり栄養を摂って、暑い夏を乗り切りましょう。

京都丸太町/皮膚科・外科 早川医院

〒604-0002
京都府京都市中京区室町通竹屋町下ル鏡屋町28番地
〈地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車 徒歩3分〉
駐車場6台
tel.075-256-1752
fax.075-241-1640

診察時間
10:00〜12:30 ×
18:00〜19:30 × × × × ×

※ 火、木、土の午前は予約診療です

ネット予約はこちら

早川医院 〒604-0002 京都府京都市中京区室町通竹屋町下ル鏡屋町28番地

Copyright© 早川医院 All Rights Reserved.