2022年11月10日
マグネシウムは、ほぐすミネラル!

こんにちは、清原です。

マグネシウム、摂ってますか?日本人に不足しがちなミネラルです。

ミネラルというと、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどが思い浮かぶかもしれませんが、実はマグネシウムはとっても大事なので、ぜひ覚えてください。

役割は

①カルシウムやリンとともに骨や歯を形成している。

②酵素の働きを助ける補因子として働き、エネルギー産生や代謝などをサポートしている。

③筋肉の収縮、神経系の機能維持、心機能の維持などに必要。

④カルシウムの作用と拮抗し血管を拡張することで血圧を下げるカルシウム拮抗作用がある。

などがあります。

ね、どれもとても大事でしょ?

マグネシウムが不足すると、こむら返りなどの筋肉のけいれんが起こったり、倦怠感、イライラ、気分の落ち込みなどが生じると言われています。また、長期にわたりマグネシウム不足が続いた場合は、骨粗鬆症や高血圧、心筋梗塞、動脈硬化などのリスクが高まることが示唆されています。

そう、つまりマグネシウムは筋肉をほぐす、血管をほぐす、そして心もほぐしてくれるミネラルです。

マグネシウムは、種実類(ごまやアーモンド、カシューナッツなど)、海藻類(アオサや青海苔、ワカメなど)、豆類・大豆加工食品(豆腐や納豆、油揚げ、味噌、きなこなど)に多く、煮干しや小麦胚芽、米ぬか、切干大根、ほうれん草などにも含まれます。

アルコールの過剰摂取や、ストレスによってもマグネシウムは排出されやすくなると言われているので、該当する方は積極的にマグネシウムを摂りましょう。

精白米より玄米がオススメです!

あ、注意点が一つあります。摂りすぎると下痢や軟便を起こすことがあります。摂取量に注意して摂ってくださいね。

2022年11月9日
床ずれの予防について。

こんにちは、清原です。

病院に勤務していたころは毎日のように診ていた床ずれ(褥瘡)も、開業医となった今は診る機会が減りました。褥瘡対策チームや病棟の看護師さんとともに、褥瘡予防と治療に努力していた日々が思い出されます。

褥瘡は一度できると治りにくいので、予防が大事です。

大切なのは、体位変換と栄養です。

長い時間同じところの圧迫を避けるため、定期的に体位変換を行います。基本的に2時間、同じ姿勢になるのを避けるようにします。体位変換の方法は、人によって違いますのでその人に合った方法で行います。体圧分散寝具も併用していただけるとなおよしです。

栄養は、低タンパク血症と貧血に特に注意が必要です。傷を治すには必要な栄養素だからです。経口摂取できる方は、栄養補助食品の併用もオススメです。また、痩せると骨が出っ張ることによって圧力が一点に集中しやすくなり、その部位が摩擦を受け褥瘡が生じやすくなります。骨が出っ張っている部位は、摩擦の予防のためのテープ(ポリウレタンフィルムドレッシング材)などを貼ることが勧められています

これって床ずれかな?と思ったら、早めに受診してくださいね。軽い症状でかまいません。予防が大事ですよ😊

2022年11月8日
ワクチンを打つ間隔について。

こんにちは、清原です。

今年はコロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種が可能となりました。

だいたいのワクチンは接種間隔の制限はなくなりましたが、注射の生ワクチンについては注意が必要です。

「注射生ワクチン」の接種後は27日以上の間隔をおかなければ、「注射生ワクチン」の接種を受けることはできません(ただし他の種類のワクチンは接種可能です)。

※ワクチンの種類について
   注射生ワクチン:麻しん風しん混合ワクチン・水痘ワクチン・BCGワクチン・おたふくかぜワクチン など
   経口生ワクチン:ロタウイルスワクチン など
   不活化ワクチン:ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチン・4種混合ワクチン・
           日本脳炎ワクチン・季節性インフルエンザワクチン など

皮膚科で扱う生ワクチンは、帯状疱疹ワクチンの「ビケン」です。これは、子供に打つ水痘ワクチンと同じ物になります。生ワクチンを続けてうつ機会は滅多にないのですが、必ず確認をお願いします。

別の種類の帯状疱疹ワクチンの「シングリックス」は不活化ワクチンであり、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。

また、同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合、ワクチンごとに決められた間隔を守る必要があります。

よろしくお願いいたします。

2022年11月7日
肌の乾燥とくすみの季節です。

こんにちは、清原です。

11月に入り、朝晩の寒暖差を感じるようになりました。

関西地方はこのところ雨も少なく、空気が乾燥していて肌も乾燥しやすくなっています。

また、気温が低下することで血行が悪くなり、肌全体の働きが鈍りがちになります。血色感を失い、ターンオーバーが遅れ、肌全体がくすみ印象に見えてしまうことも。。

11月からの肌ケアは、保湿力の強い化粧水や保湿クリームを。バリア機能を守ることとターンオーバーが滞らないことを心がけたいです。

顔のスキンケアだけだく、体、手、かかとも保湿クリームなどでお手入れしましょう。

また、体を冷やさないことも大切です。朝晩は衣類を1枚重ねたり、温かいスープを飲んだり、お風呂でゆっくり暖まることもオススメです。

部屋の加湿も忘れずに。肌にとっていいだけでなく、喉にとってもいいです。湿度が60%くらいある方が、風邪をひきにくくなります。

何歳でも、男性も女性も♪肌の調子がいいと、気持ちも明るくなりますよ~♪

2022年11月6日
太陽の塔の内部へ!

こんばんは、清原です。

今日は初めて、太陽の塔の内部を見学してきました。

1階だけ撮影可でした。

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おー、すごい。原子生物?みたいなのがいます。

らせん階段を上がっていくと、様々な生物に移り変わっていきます。

撮影不可なので撮りませんでしたが、腕の高さまで上がることができました。

内部見学が終わってからは、しばらく芝生で遊びました。気持ちよかった~。

入口に鎮座する太陽の塔。いつ見ても存在感がすごいです。

万博記念公園はきれいに手入れされ、芝生も木々もきれいで癒されます。

また行きたいです~☆

2022年11月5日
深まる秋

こんにちは、清原です。

今日の箕面市。

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箕面山の紅葉が、少しずつ色づいてきています。

箕面市の観光シーズンの到来です!パワースポット、箕面の滝は阪急箕面駅から徒歩約40分と、歩くにはちょうどいい距離ですよ~。

2022年11月3日
腸は脳の親?

こんにちは、清原です。

私はあまりテレビを見なくて、ニュースと大河ドラマくらいなんですが、昨日のNHKのヒューマニエンスクエストは、「”腸”脳さえも支配する」というテーマだったので、録画してしっかり拝見しました。

とても興味深い内容でした。

特に、腸が脳の親だというところ(脳は腸が発達してできた臓器だそうです)と、腸は自分で考えて行動する臓器だというところ。

これだけ聞くと、何言ってんの?って思いますよね。

腸は、体にいい食べ物(お出汁をきちんと取ったおすましなど)が入って来ると穏やかな気持ちを生み出すそうです。

また、修行僧が寺にこもって精進料理を食べ続けることによって、花粉症やアトピー性皮膚炎などが軽快するというお話もありました。

まさしくリーキーガット症候群が治まっているということになりますね!(10月31日のブログを参照してください😊)

食べ物によって、性格まで変わるということは、実はこれまでも言われています。

例えば、「ぶどう糖果糖液糖」が入った甘いジュース、砂糖のたっぷり入ったお菓子など。

これらを摂ると、血糖値が急上昇して気分がハイになりますが、上がりすぎた血糖値を下げようとインスリンが動員されて血糖値が急に下がり、気持ちが下がってしまいます。この状態は、気持ちにムラがあり、イライラしがちだったり、集中力が続かなかったりする方(お子さん含む)にあてはまることがあります。

落ち着きたいのに落ち着けない、集中したいのにできない、そんな方は、食事を見直すといいと思います。

ジュースは一気飲みせず薄めてちびちび飲むのがオススメです。そんな飲み方ならやめとうこうかなあと思ったら、思い切ってやめてみてください♪毎日は難しくても、少しずつで大丈夫です。千里の道も一歩よりです♪

2022年11月2日
坂のあるまち、箕面。

こんにちは、清原です。

箕面市は坂が多いです!起伏も激しく、けっこう急な坂もあります。

平らな京都市中京区で生まれ育ったので、箕面市に移住した時は坂の多さにちょっと不安になったのですが、今はすっかり慣れました。箕面山などの自然も身近にあって、とってもいい環境です。

電動自転車の使用率は高いです。

私は移住したころは電動ではないマウンテンバイクに乗っていたのですが、子供が幼稚園に入園したころに電動自転車に買い換えました。

電動自転車は子供を乗せるにはとても便利で大活躍していたのですが、先日から前輪を回すとシューシュー異音がするようになりました。自転車屋さんに持っていくと、部品の交換が必要で、4万円以上すること、ただしこのまま乗っても大丈夫なので音が気にならなかったらこのまま乗っててもいいと言われました。

4万円はけっこう高いし、もう子供を乗せなくなったので、マウンテンバイクを整備して乗ることになりました。

そうしたら、、、上り坂がけっこうきつい!!変速機もついているので調整しながら乗っていますが、汗が出ました。

ああ、運動不足。

でも、運動でミトコンドリアが増えるので、若返えりを目指して上り坂がんばるぞ~🚴

2022年10月31日
ゆるファスイベントが、また開催されます☆

こんにちは、清原です。

9月に開催されたゆるファスイベントがまた開催されることになりました!

ゆるファスとは、「ゆる~くファスティング」すること。3食のうち、1食をファスティング専用ドリンクに置き換えいていただきます。毎日ではなくても大丈夫。期間中でも今日は朝早く夜遅いとか、体を動かす日などは、3食食べても大丈夫です。ただし、専用ドリンクは「マナプレミアム」を使用していただくことが条件となっており、ドリンク代11340円(500㎖)はかかりますが、参加費は無料です。

9月の参加者は129人と盛況でした♪

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キックオフミーティング(zoom)では、分子整合医学美容食育協会医療顧問のDr.野口からマナプレミアム・ゆるファスセミナーをなんと受講可能!なのに!無料なのです!

※イベント7日間の期間中は、置き換えファスティング実施回数などの細かい指定はございませんので、お気軽にご参加ください。

◆マナプレミアムを知らない方も
◆3日以上の断食しかしたことがない方も
◆仲間がいないと実践が難しい方も

今回の貴重な機会・環境を活用してゆるファス体験で、仲間と実践し、楽しみながら指導知識を深める機会にされてください♪

〇プログラム受講期間
開始:11月23日(水)
終了:11月29日(火)

〇参加条件
1.マナプレミアムを使用して、期間中に「ゆるファス」を実施。

2.年会費をお支払いされている支部長またはファスティングマイスターの方、及びご紹介を受けた一般の方

3.申込フォームに記載の案内事項に同意いただいた方(お申込みいただいた際に、申し込みフォームはお知らせいたします)。

〇イベントの流れ

●STEP1
キックオフミーティング
11月22日(火) @Zoom
開始:20:30
終了:21:30
ゆるファスについてインターミッテントファスティング、半日ファスティングなどの詳細をお伝えします。任意参加ですが、なるべく参加されて下さい。

●STEP2
LINEオープンチャット内にて体験いただきます。
開始:11月23日(水)
終了:11月29日(火)

※LINEオープンチャットについてはお申込者に別途ご案内させていただきます。
※期間中は、担当者から毎日必要なお知らせをお送りいたします。

●STEP3
最終日にアフターミーティング。三山真輝上級講師によるアフターファスティングセミナー開催

アフターミーティング(任意参加)
11月29日(火) @Zoom
開始:20:30
終了:21:30

〇申込期限
11月15日(火) 12時30分まで 当院清原までお願いします。メールでも受け付けます(hykwiin@outlook.jp)

お申込みに関しては、以上です。

私はこれまでもゆるファスイベントに参加してきましたが、他のファスティングマイスターさんが食事に関してなどいろいろ発信されるので、とても勉強になりました!

ゆるファスイベントに参加してもファスティングマイスター学院からの勧誘はありません。私からはアンケートの記載をお願いしますが、今後ファスティングをするつもりのない方を勧誘することはいたしません。どうぞ気軽にご参加ください!質問だけでも構いませんので、メールをお待ちしております♡

ファスティングに興味はあるけど怖いなあ~と思っている方には、特にオススメです。仲間がいると、1週間はあっという間ですよ~。

2022年10月31日
アトピー性皮膚炎と食事。

こんにちは、清原です。

アトピー性皮膚炎の治療は外用・内服などの薬物療法やスキンケアが基本ですが、私たちの体を作っている食事のバランスを見直し腸内環境を整えておくことも大切です。

また、食物アレルギーのある方は、アレルゲンに該当する食物を避けることはもちろんですが、食物アレルギーが無い方も、食事にはぜひ気を配ばってくださいね。

私はファスティングマイスターと健康美容食育士でもあるので、語りだしたらキリがないのですが💦ここではリーキーガット症候群についてお伝えします。

私たちの体の免疫力の7割は腸にあります。7割ってすごく多いですよね。なぜそんなに集まってるかというと、腸には外界から直接様々な物質が入って来るからです。

腸は食事中の毒素や微生物が体内へ侵入するのを防ぐためのバリア機能を持っています。それが様々な理由によりこのバリア機能が低下した状態のことをリーキーガット(Leaky 漏れやすい Gut 腸)症候群と言います。

リーキーガットは、腸だけでなく全身に影響し様々な症状を引き起こすために、「症候群(ある病的状態の場合に同時に起こる一連の症候)」として扱われます。腸から漏れ出した異物が全身を駆け巡り様々な反応を起こすため、下痢などの腸にとどまらず、うつ、アレルギー、自己免疫疾患など様々な全身症状を引き起こします。

原因としては、「グルテン」「乳製品」「砂糖」「ジャンクフード」が挙げられます。

特にグルテン(小麦粉)は、控えめにしたい製品です。小麦粉に水を混ぜてこねると、ねばーっとしてきますよね、あの粘り気はグルテンのためなんです。

腸の粘膜上皮にはタイトジャンクションという強固なたんぱく質が隙間を埋めています。 これが不必要な有害菌、抗原となるたんぱく質などが体内に入るのを防いでいます。このタイトジャンクションを開いて、 腸粘膜細胞の間を物がすり抜けられるようにしてしまうたんぱく質(ゾヌリン)が、グルテンには含まれています。

できるだけ、グルテンを控えるように、主食は米、餅、十割そば、ビーフンなどを選びたいです。和食はグルテンフリーにしやすいのでオススメですよ。ちなみに私は「ほどほど」を目指していて、普段は3食ご飯ですが、小麦粉(パン、パスタ、うどんなど)を食べる日もあります。

また、腸内環境を整えるには「ファスティング」が効果的です。ファスティングは一定期間、胃腸を休めることにより、老廃物や毒素が排出され、腸内環境がリセットされた後に、腸に良い食事を取ることでリーキーガット症候群の改善が促進されます。うまくできれば本当に心身ともに研ぎ澄まされたようにスッキリするので、ぜひオススメです。ただし自己流の危険なファスティングは避けてください。ぜひぜひ当院の清原にご相談くださいね。メルアドは hykwiin@outlook.jp です♪

京都丸太町/皮膚科・外科 早川医院

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